スワドルっておくるみと違うの?効果や選び方について解説
赤ちゃんをすっぽりと包み込んでくれる育児アイテムの「スワドル」。赤ちゃんがよく眠ってくれる人気アイテムですが、「おくるみとの違いは?」「どんな効果がある?」と疑問に思われている方も多いでしょう。
そこで今回は、スワドルとおくるみの違いや効果、選び方について解説します。エルゴポーチがおすすめするスワドルの特徴も一緒にご紹介するので、ぜひ参考にしてくださいね。
世界40カ国以上で愛される”スワドル”をはじめ、赤ちゃんや子どものスリーピングアイテムを取り扱うブランドです。スワドルやスリーパーなどのアイテム情報や赤ちゃんの睡眠をテーマに、赤ちゃんと家族の心地よい眠りをサポートするお役立ち情報を発信しています。
スワドルとおくるみの違い
スワドルとおくるみは、どちらも赤ちゃんを包む布のことを指します。おくるみは英語で「Swaddle(スワドル)」と表記するので名前が違うだけで同じものと思う方も多いでしょう。
実際、日本では服のように着せるタイプを「スワドル」、一枚の布で作られた巻くタイプを「おくるみ」と呼ぶ傾向にあります。
スワドルとおくるみは「赤ちゃんを包む」という役割で見ると同じなのですが、エルゴポーチのコクーンスワドルバッグと一般的なおくるみとでは違いがあります。以下にまとめました。
一般的なおくるみ
- 一般的に、モスリンや綿、薄い毛布を使う
- 赤ちゃんをブリトーのようにくるむようにデザインされている
- 新生児は腕を胸の上に置いて包まれる
- 一般的に、出産後に病院で紹介されることが多い
- 習得が難しく、赤ちゃんがおくるみから逃げ出してしまって夜中に何度も目覚めることがよくある
コクーンスワドルバッグ
- 赤ちゃんを落ち着かせるのに役立つ
- ジッパー1つで使いやすく抜け出しにくい
- 子宮のような密着感と快適さを与える
- モロー反射による覚醒を抑えながら、健やかな成長のための動きを妨げない
- ジッパー式なので、おむつ交換が素早く簡単に行える
スワドルの効果
スワドルには以下のような効果が期待できます。
- お腹の中にいるような感覚で安心感を与えられる
- モロー反射で目を覚ますのを緩和する
- 体温調整をサポートする
安心感を与えられる
赤ちゃんをスワドルで包むことで、ママのお腹の中にいたときのような圧迫感や温かさ、心地よさを与えられます。その結果、外部からの刺激を受けてもママのお腹の中にいる感覚なので、安心して落ち着いてくれます。
モロー反射で目を覚ますのを緩和する
スワドルは、モロー反射によって起きてしまうのを防ぐのに効果的です。モロー反射とは、光や温度変化などさまざまな刺激に反応して、腕や足を広げる現象のことです。
赤ちゃんは、寝ている間に自分で起こしたモロー反射に驚き、目を覚まして泣いてしまうことがよくあります。スワドルで包んであげることでモロー反射による覚醒が緩和され、安心してよく眠れるようになります。
体温調整をサポートする
スワドルを使用することで、赤ちゃんの体温調整のサポートができます。産まれたばかりの赤ちゃんは、体温を調整する機能が未熟です。スワドルを着せることで体温が上がったり下がったりするのを防ぎ、赤ちゃんにとって快適な環境を保てます。
スワドルを選ぶときの5つのポイント
ここからは、赤ちゃんが安心して使用できるスワドルの選び方についてご紹介します。
POINT 01.サイズの合うものを選ぶ
スワドルを選ぶ際は、サイズの合ったものを選ぶことが大切です。なぜなら、赤ちゃんは成長に伴い体重や身長が大きく変化するからです。
スワドルが小さいと窮屈に感じてしまい、大きすぎると体がズレて思わぬ事故につながる恐れがあります。また、スワドルが体にしっかりフィットすることで、赤ちゃんに適切な圧力を与え、不安定感を軽減できます。
適切なサイズのスワドルを選ぶことで、スワドルの布が顔にかかったり首がきつくなるなどの事故を防ぎ、赤ちゃんが快適に安心して眠れるようになるのです。
POINT 02. 素材で選ぶ
スワドルは、赤ちゃんの肌にやさしい素材のものを選んであげてください。肌が敏感な赤ちゃんにとって、合成素材や化学物質が含まれている素材は、肌に刺激を与えたり、アレルギーを引き起こしたりする恐れがあります。
また、赤ちゃんは汗をかきやすいので、通気性も必要になってきます。そのため、天然素材のコットンやバンブーなど、肌にやさしく通気性のよい素材を選んであげることが重要です。
POINT 03. 季節に合ったものを選ぶ
スワドルは、季節によって必要な素材や厚さが異なるため、赤ちゃんが生まれる時期に合わせてスワドルを選ぶ必要があります。夏場は通気性のよい薄手の素材、冬場は保温性の高い厚手の素材がおすすめです。
また、湿度の高い季節には速乾性のある素材、乾燥した季節には柔らかくしっとりした素材が適しています。季節に合わせたスワドルを選ぶことで、赤ちゃんが快適に過ごせるだけでなく、肌荒れやかぶれのリスクを減らすこともできます。
POINT 04. 寝返りするかどうかで選ぶ
スワドルには、腕を出せるタイプと出せないタイプがあるため、赤ちゃんが寝返りをするかどうかによってスワドルのタイプを選ぶようにしましょう。
赤ちゃんが寝返りするなら、腕が出せるタイプを選んでください。寝返りをした際に手が動かせないと、窒息の危険性が高くなってしまいます。そのため、赤ちゃんの成長に合わせてスワドルのタイプを変えていくことが大切になります。
POINT 05. 股関節に負担をかけないものを選ぶ
スワドルを選ぶ際は、股関節に負担をかけない形状かどうかも確認しましょう。赤ちゃんが仰向けで寝ているときは、カエル足のように両膝と股関節をM字型に曲げて開脚した状態が理想の体勢です。
足が外向きに広げられない形状のスワドルは、赤ちゃんにとって窮屈で股関節脱臼になるリスクが潜んでいます。赤ちゃんの健康的な発育のために、股関節を自由に動かせるデザインのものを選ぶのが大切です。
POINT 06. 胸部を締め付けないものを選ぶ
胸の部分が十分かつ自由に膨らまないスワドルは避けましょう。
赤ちゃんの小さな肋骨はまだとても柔らかく曲がりやすいため、伸縮しづらいものは胸部を締め付けすぎる可能性があります。
POINT 07 腕が動かせるものを選ぶ
スワドルの目的は赤ちゃんがモロー反射によって目を覚まさないようにすること。しかし、赤ちゃんの健康な発育と肩関節の健全な発達を促すために、腕を動かすことも必要です。
スワドルを赤ちゃんの腕を一箇所に固定してしまうほどきつくするのはNG。腕が自然に動くようにしましょう。エルゴポーチのコクーンスワドルバッグのように、伸縮性のあるスワドルを探してみてくださいね。
新生児から使えるエルゴポーチの「コクーンスワドルバック」の10の特徴
最後に、赤ちゃんの心地よい眠りと健やかな成長をサポートするエルゴポーチのコクーンスワドルバックを紹介します。
01.モロー反射による覚醒を防げる
モロー反射によって目が覚めるのを抑えることができるので、赤ちゃんが夜中に起きる頻度が減り、パパもママもしっかり睡眠時間を確保できます。
02.ぴったりとしたフィット感
ぴったりとしたフィット感がママのお腹の中に似た環境を再現しているので、赤ちゃんが安心して眠ることができます。
03.肌にやさしいオーガニックコットン
エルゴポーチで使用しているコットンは、全てオーガニックコットン100%です。通気性に優れているので体温が高くなりすぎず、湿疹対策や夜泣き対策にもおすすめです。
04.安心のベル型ボトム
人間工学に基づいて作られたベル型ボトムは、股関節を動かすのに十分なスペースを確保できるデザインです。赤ちゃんが快適に足を動かし、自然に『カエル足』の姿勢をとることができます。
05.伸縮性のある素材
コクーンスワドルバックは、伸縮性のある素材を使用しています。一枚布のガチっと固めるおくるみとは異なり、肩関節の成長にも安心です。
06.室温で簡単に選べる生地の厚み(TOG)
室温に合わせて生地の厚みを選ぶことができるので、暑いのか寒いのか判断が難しい赤ちゃんも、いつも快適な温度で過ごせます。
※TOGとは、寝具や寝装品の断熱性・保温性を表す単位です。
07.簡単に着脱できるジッパー
コクーンスワドルバックは、ジッパーで簡単に着脱できます。難しいおくるみの巻き方を覚える必要がありません。ジッパーを閉めるだけでしっかりと赤ちゃんを包めます。
08.便利な2WAYジッパー
上からも下からも開けられる2WAYジッパーなので、スワドルを着せたまま手軽におむつ替えが可能です。09.首もぴったりのポーチスタイル
コクーンスワドルバックは、首にぴったりフィットするポーチスタイルで、睡眠時に布団を掛ける必要がありません。顔にかかっていないか、首がきつくないか、夜中に布団がはだけていないか心配しなくてもよいので、ママも安心して眠れます。
10.豊富なサイズ&カラー
コクーンスワドルバックはサイズとカラーが豊富です。赤ちゃんに合わせてサイズや好みのカラーを選べます。
アイテム紹介
カラーは全部で以下の5種類です。
- セージ
- オートミールマール
- ウィロー
- ドラゴンフライズ
- デイジー
男の子にも女の子にも選びやすい、おしゃれで可愛いカラーが揃っています。くわしいデザインは下の商品ページからチェックしてみてくださいね♪
赤ちゃんが安全に眠れるスワドルを選ぼう!
今回は、スワドルとおくるみの違いや効果、選び方、エルゴポーチのスワドルの特徴についてご紹介しました。
スワドルもおくるみも赤ちゃんを包むためのアイテムですが、スワドルなら難しい巻き方を覚えなくても赤ちゃんに快適な環境を与えられます。スワドルを選ぶ際は、サイズや季節感の合う安心安全なものを選んであげてくださいね。
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