赤ちゃんの安全な眠り~安全で快適な眠りのために知っておきたいこと~

睡眠中の赤ちゃんの安全と快適さを確保する

赤ちゃんが生まれると、睡眠はお母さん達の生活に大きく関わるテーマになります。エルゴポーチは睡眠にこだわっています。小さなお子さまが安全で快適な睡眠をとるために、すべて揃っているかどうか、不安な気持ちになることもあるでしょう。でも、安心してください。

ここでは、赤ちゃんの安全のための睡眠チェックリストをご紹介します。詳しくはこちらをご覧ください。

● 通気性の良い素材と健康な肌
● 体温
● TOG規格
● 安全で、ぴったりとしたフィット感
● 健康に良い寝る体勢

安全で快適な眠りのためのヒント

通気性の良い素材と健康な肌

天然繊維は通気性がよく、体温を一定に保つことができるため、赤ちゃんやお子さんにとって安全で快適な睡眠をもたらすことが分かっています。エルゴポーチのスリープウェアはすべてTOG規格に準拠し、オーガニックコットンやバンブーをはじめとする通気性のよい天然繊維で作られています。

ポリエステルなどの化学繊維を使用したスリープウェアは、お子さまが熱を持ち、汗をかき、夜中に何度も目を覚ます可能性があります。コットンなどの天然繊維のスリープウェアは、お子さまの敏感な肌が呼吸できるため、熱がこもりにくく、長い時間眠れるので最適です。

合成繊維の寝巻は、汗をかいた肌に擦れることで湿疹を引き起こす可能性があります。湿疹や化学物質で肌が荒れがちな赤ちゃんには、通気性のよいオーガニック素材がおすすめです。

エルゴポーチ オーガニックコットン

体温

赤ちゃんの安全な睡眠には、寝ている間の部屋の温度に合わせて正しい服装をさせることがとても大切です。赤ちゃんの体は大人の体ほど温度調節が上手ではないためです。

おくるみ(スワドル)やスリーピングバッグの下に着せる衣服は、パジャマやワンピースのようなものを選びましょう。背中とおなかが暖かく、暑すぎず寒すぎない温度であることが大切です。暖かすぎる赤ちゃんは、髪の毛が湿っていたり、汗をかいていたり、顔が赤くなっていたり、脈拍が速かったりします。この場合は、衣服を一枚脱がせ、少し涼しい別の部屋に移動させてあげるとよいでしょう。

赤ちゃんの足や手は、体温よりも低く感じることがよくあります。赤ちゃんは循環器系が発達しているため、血液は重要な臓器に優先的に送られます。赤ちゃんや子どもは、暑いと感じると手足を使って熱を逃がそうとするので、睡眠中に手や足を覆わないようにしましょう。

安全な睡眠のためのTOG規格

TOG規格

TOG規格の素材は、赤ちゃんにとって適切な寝具を選ぶために重要です。赤ちゃんは大人のように体温調節ができないため、寝るときに着る服は、赤ちゃんがちょうどよい温度になるようにすることで、赤ちゃんの安全を確保するために不可欠なものなのです。TOGとは、寝具などの保温性や断熱性を表す単位です。簡単に言うと、TOGが低いほど生地が薄く、高いほど保温性が高いということです。TOGが高いほど、中綿や保温性が高いということになります。

お子さまの睡眠時の服装については、TOG着せ方ガイドをご覧ください。

 

安全で、ぴったりとしたフィット感

赤ちゃんの寝るときの服は、顔まわりの生地がゆるまないよう、体にぴったりとフィットするものを選びましょう。顔周りの生地を動かすことができない赤ちゃんは、SUIDSやSIDSになる危険性が高くなります。

赤ちゃんのスリーピングウェアは、首回りにフィットし、ジッパーやスナップボタンなど、お子さまに安全な機構を備え、お子さまの動きを制限して危険な状態にしないようにしましょう(例:寝返りする赤ちゃんの腕は収納しないようにする)。

 

健康によい寝る体勢

健康的な体のポジショニング

健康的な成長や関節の発達のため、また自己治癒力を高めるために、成長期の小さな体には寝ている間に動くためのスペースが必要です。ここでは、スリープウェアを選ぶ際に考慮すべき3つのポイントについて説明します。

1. 胸の広がり

おくるみ(スワドル)を選ぶ場合は、胸囲に十分な余裕があることを確認しましょう。小さく発達した肋骨は、呼吸のたびに膨らむため、十分なスペースが必要です。エルゴポーチのコクーンスワドルバッグは、胸部のあらゆる方向への伸縮を可能にする生地で作られています。このブレンドは、赤ちゃんが眠り、呼吸するために、居心地の良い快適なおくるみに最適です。

2. 股関節

関節の健康的な発達のために、赤ちゃんのお尻と脚は寝ている間に常に自然に上下に曲がる必要があります。このとき、腰が動くようなスペースを確保することが大切です。まっすぐ下に巻きつけて押し付けると、股関節の発達異常(DDH)のリスクを高めることになります。

エルゴポーチでは、従来のおくるみを布や毛布に置き換えた、使いやすいオーガニックコットンのコクーンスワドルバッグをデザインしました。コクーンスワドルバッグは、国際股関節異形成協会(International Hip Dysplasia Institute)から「股関節に優しい」製品であるとの評価を得ています。人間工学に基づいたベル型のデザインは、股関節を動かすのに十分なスペースを確保し、赤ちゃんが快適に足を動かし、「カエル足」姿勢をとることを可能にします。エルゴポーチのすべての製品は、人間工学に基づき、股関節の発達に最適な設計がされています。

コクーンスワドルバッグでの腕を伸ばしておくるみをする状態から卒業した赤ちゃんには、ジャージースリーピングバッグやスリープスーツバッグの使用をおすすめします。

3. 腕の動き

おくるみ(スワドル)の目的は、赤ちゃんが目を覚まさないようにモロー反射を抑えることですが、健康な発達と肩関節の発達のために、腕をある程度動かす必要があります。おくるみは、赤ちゃんの腕を一カ所に固定するようなきついものではなく、腕が自然に動くようなものであるべきです。コクーンスワドルバッグのような伸縮性のあるおくるみを探してみてください。

エルゴポーチ コクーンスワドル

 

アイテム紹介

カラーは全部で4種類。
男の子にも女の子にも選びやすい、おしゃれで可愛いカラーが揃っています。
アイテムはシーズンに合わせて選んでください。

 

 

セージ
ナイトスカイ
ベリーズ
グレーマール

 

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