
エルゴポーチ×専門家コラボライブレポート Guest:柳澤あやさん
こんにちは!ergoPouch編集チームです。
今回は、ねんねの専門家としてご活躍中の柳澤あやさんをお招きして、Instagramコラボライブを開催した様子を記事にまとめました。
「寝ている間に突然泣き出す理由」という、多くのママ・パパが抱える悩みをテーマに、具体的な解決策をたくさんお話ししていただきました。

世界40カ国以上で愛される”スワドル”をはじめ、赤ちゃんや子どものスリーピングアイテムを取り扱うブランドです。スワドルやスリーパーなどのアイテム情報や赤ちゃんの睡眠をテーマに、赤ちゃんと家族の心地よい眠りをサポートするお役立ち情報を発信しています。

早稲田大学国際教養学部卒業 わが子の寝かしつけでノイローゼになった経験から、2020年にIPHI乳幼児睡眠コンサルタントの資格を取得。寝られる育児を当たり前にしたい、という想いで会社員を退職し、ねんねの専門家として起業。寝かしつけ相談所を立ち上げました。2023年にはトリプルPという子育て支援プログラムの認定講師資格も取得。親子のコミュニケーション力UPや癇癪の対処といった子育て技術を用い、赤ちゃんだけでなく幼児のサポートも強化しています。
どうして、うちの子は寝ている間に突然泣き出すの?
ライブでは、まずこの悩みの原因について、あやさんに解説していただきました。Google検索でも上位に上がるほど、多くのママ・パパが気になっているテーマですよね。
あやさんによると、突然泣き出す理由には主に4つの原因が考えられるそうです。
寝ていた時と状況が違う
たとえば、抱っこで寝かしつけた後、ベッドに置いた瞬間に泣いてしまうなど、寝た時と状況が変わると赤ちゃんはびっくりして泣いてしまうことがあります。これは、大人でも酔っ払って寝た後、知らない場所で目が覚めたらドキッとするのと同じ感覚なのだとか。赤ちゃんは、その驚きを「泣く」ことでしか表現できないんですね。
モロー反射
生後3〜4ヶ月頃までの赤ちゃんによく見られる、大きな音や光に反応してビクッと手足を動かす「モロー反射」。この自分の動きに驚いて、起きてしまう赤ちゃんも多いそうです。
あやさんから、このモロー反射にはエルゴポーチのスワドルが効果的だとお話しいただきました。手足を優しく包み込むことで、反射の衝撃を和らげ、赤ちゃんが自分で自分を起こしてしまうのを防いでくれます。エルゴポーチのスワドルは、赤ちゃんが動きたいように自由に動けるほどよいフィット感なので、安心して使えますよ。
不快感がある
お腹が空いた、暑い・寒い、何か気になる音がした、といった不快感でも赤ちゃんは突然泣き出すことがあります。
あやさんの実体験として、歯が生えてきたり、中耳炎になったりしたときも、突然泣き出すことがあったそうです。特に、季節の変わり目は、寝具の厚さが合っているか見直してあげるといいかもしれません。
そこで役立つのが、「TOG(寝具の厚さを示す単位)」です。TOGを参考に、室温に合わせた適切な厚みのスリーピングバッグを選んであげることで、赤ちゃんが快適な環境で眠れます。エルゴポーチのアイテムはこのTOGが採用されています。
気持ちがソワソワする
寝ている間に、日中にあった出来事を思い出して、脳が記憶を整理していると言われています。もし日中に不安なことやイライラすることがあった場合、夜中に思い出してソワソワし、泣いてしまうことがあるそうです。
たとえば、上の子が怒られていたのを見て、不安になってしまった、お昼寝が足りずイライラの限界状態で寝てしまった、などがこれにあたります。
Q&Aコーナー:ママ・パパの疑問にお答え
ライブ中にいただいた質問にも、あやさんにたくさん答えていただきました!
Q、2か月の子がベッドに置くとすぐに起きちゃいます。どうすればいい?
A.抱っこで寝た状態からベッドに置かれたことで、状況の違いにびっくりしているのかもしれません。エルゴポーチのスワドルを着せてあげることで、お腹の中にいた時のような安心感を与えてあげられます。また、ウトウトし始めたらスワドルを着せ、その状態でベッドで寝かせる習慣をつけるのもおすすめです。
Q、 9ヶ月の子が、コロナで体調を崩した際に抱っこ寝の癖がついてしまいました。これから一人で寝られるようになりますか?
A. 必ず一人で寝られるようになります!体調が回復して元気になったのであれば、元々できていた「一人で寝る」スキルがなくなったわけではありません。「一人で寝る時間だよ」とポジティブな声かけをしながら、元の習慣に戻す練習を始めてみましょう。
Q. スワドルはいつまで使えますか?卒業の目安は?
A. 寝返りができるようになったら、手を出せるタイプのスワドルに切り替えるのが安全です。エルゴポーチのスワドルは、新生児から4歳頃まで使えるサイズ展開をご用意しています。寝かしつけのルーティンとして取り入れることで、安心感を与え、寝るスイッチを入れることにもつながります。
ママ・パパの気持ちに寄り添うあやさんからのメッセージ
ライブ中、あやさんは「親が元気でいることが何より子供のためになる」というメッセージを伝えてくれました。子育ては大変なことも多いけれど、抱っこで寝かせなくても、お昼寝がうまくできなくても、「育児放棄だ」なんて思う必要はまったくありません。
今回ご紹介したヒントを参考に、ママやパパも赤ちゃんもぐっすり眠れる毎日を過ごしてほしいと願っています。
Liveのアーカイブはこちらから
いかがでしたでしょうか?今回のライブが、夜泣きに悩むすべてのご家庭に届き、少しでも明るい気持ちになっていただけたら嬉しいです。一人で抱え込まず、専門家への相談も検討することで、悩みが大きく改善されることもあります。赤ちゃんの睡眠について、この情報が皆さんの安心材料になれば幸いです。