
エルゴポーチ×専門家コラボライブレポート Guest大堀 璃子さん
皆さん、こんにちは!ergoPouch編集チームです。
今回は、産後ママとベビーに寄り添う「産後ケアホテル KISUI takanawa」で助産師をされている、
大堀璃子さんをゲストにお迎えしたインスタライブの様子を皆さんにお届けします!

世界40カ国以上で愛される”スワドル”をはじめ、赤ちゃんや子どものスリーピングアイテムを取り扱うブランドです。スワドルやスリーパーなどのアイテム情報や赤ちゃんの睡眠をテーマに、赤ちゃんと家族の心地よい眠りをサポートするお役立ち情報を発信しています。
今回のLiveゲスト
産後ケアリトリートKISUI takanawa 大堀 璃子様


Soyogi株式会社 事業開発マネージャー
保健学博士、助産師、看護師、保健師の資格を保有。
東京医科歯科大学 卒業
東京大学大学院 医学系研究科 母性看護学・助産学分野 博士課程 修了
第37回日本助産学会最優秀演題賞受賞
助産師として総合病院にて勤務後、出張専門助産所を開業し、チャット相談や乳房マッサージ等を実施。同時に、東京大学大学院の博士課程へ進学。博士号取得後は研究員として、産後の体重管理や授乳支援をテーマとした研究を行う。
1歳の息子を育てる母として奮闘しながらも、KISUIの事業開発マネージャー兼助産師を努める。
授乳とねんね、どうしてる?ママたちの本音に共感!
大堀さんは、なんとご自身も産後のママ!大学院での研究経験もあり、専門家としての知識と、一児の母としてのリアルな体験を交えながら、私たちの素朴な疑問に答えてくれました。
授乳のお悩み解消!添い乳はいいの?悪いの?
「添い乳」は、ママの体を休めることができる楽な授乳スタイルですよね。私も添い乳、めっちゃやってました(笑)でも、助産師さんとしては、「窒息のリスクがゼロではないため、推奨はできない」とのこと。ただし、完全に目を覚ましていられる時や、家族がそばにいる時に限っては、ママの体を休める手段として有効だそうです。
私も寝落ちしちゃって、気づいたらおっぱいが出しっぱなし…なんてこともありました(笑)。でも、「寝ながら授乳すると寝てくれる時もある」というママのコメントに、「そうそう!」と共感の嵐でした。
授乳がうまくいく3つのポイント
次に、授乳がうまくいかない時のためのポイントを教えてもらいました。
1,高さを合わせる
赤ちゃんの口と乳首の高さを完全に揃えることが大事。授乳クッションやタオルを使って調整しましょう。
2,体の向きを合わせる
赤ちゃんの「おへそ」がママの方を向くように、完全に横向きに寝かせてあげると飲みやすくなります。
3,「ハンバーガー理論」
ハンバーガーを食べる時を想像してみてください。🍔 大きいハンバーガーは、そのままでは食べにくいですよね。おっぱいも同じで、赤ちゃんの口の幅に合わせてつぶし、下顎からパクっと深くくわえさせてあげることが大切です。乳輪までしっかりくわえさせることで、乳首の痛みも防げます。
この「ハンバーガー理論」、とてもわかりやすくて、ぜひ多くのママに知ってほしいです!
母乳が出やすい食べ物って?
「お餅を食べると母乳がよく出るって聞くけど、本当?」という質問に、大堀さんは**「特定の食べ物で母乳が詰まったり出やすくなったりすることはないんです」**と、意外な答えを教えてくれました。
でも、母乳は「血液」から作られるので、血液循環を良くすることが大切だそうです。
母乳の出を良くするためには?
-
温かい水分をたくさん摂る(味噌汁やスープなど)
-
冷たいものより温かいものを意識して食べる
-
バランスの良い食事を心がける
-
体を温める(お風呂に入ったり、足湯をしたり)
ケーキや油っぽいものを食べると母乳が詰まる、というのは、食べすぎによる母乳量の増加と、赤ちゃんの飲む量のバランスが崩れることが原因かもしれないとのこと。食べ物自体が悪いわけではないんですね。
このお話を聞いて、「ケーキが悪いって思ってたけど、ただの食べすぎだったんだ!」と衝撃を受けました。
産後ケアの重要性について考える
ライブ後半では、産後のメンタルケアや、海外と日本の産後ケア事情についてもお話を伺いました。
日本の産後ケアの現状と課題
海外では産後ケアが文化として定着していたり、地域や専門家によるサポート体制が整っている国も多いそうです。一方、日本では「核家族化」が進み、ママが一人で育児を抱え込んでしまう現状があります。
大堀さんご自身も産後、ホルモンバランスの影響で理由もなく泣けてくるなど、精神的に辛い時期があったそうです。
「育児は一人じゃできない」ということを身をもって実感したという言葉には、多くのママが共感したのではないでしょうか。
【お守り】としての産後ケアホテル
産後ケアホテルは、「贅沢」ではなく、「ママの命を守るために必要なもの」として、もっと気軽に利用されてほしいと大堀さんは語ります。
「結婚式に何百万円もかける文化があるのに、なぜ産後ケアにはお金をかけられないんだろう?」という言葉がとても印象的でした。
産後ケアリトリートKISUI takanawa では、ママが心からリラックスできるよう、手厚いケアを心がけているそうです。
-
手厚いスタッフ体制: 最大5組のゲストに対し、3人のスタッフが必ずいるという手厚さ。
-
赤ちゃんにも良い刺激を: ただ預かるだけでなく、音や色、遊びを通して赤ちゃんの成長を促すような環境を整えているとのこと。
-
専門家のチームケア: 授乳やフェムケア、頭の形など、それぞれの専門分野を持つ助産師さんがチームでサポート。
「赤ちゃんを預けて大丈夫かな…」と不安に思うママの気持ちに寄り添い、LINEで赤ちゃんの様子を報告するサービスもあるそうです。ママが安心できるからこそ、心も体もリフレッシュできるんですね。
エルゴポーチで赤ちゃんとママのねんねをサポート
産後ケアリトリートKISUI takanawaでも、エルゴポーチのスワドルを使っていただいています。
大堀さん曰く、エルゴポーチの魅力は、「伸縮性と通気性のちょうど良さ」。モロー反射をしっかり防ぎつつ、赤ちゃんの手足が自由に動くので、赤ちゃんにとって心地よい安眠環境が作れるそうです。
実際に利用したママからは、「エルゴポーチのおかげで寝てくれた!」という声が多いとのこと。
「正しい知識を持った専門家」と「熱い思いを持ったアイテム」が繋がることで、もっと多くのママと赤ちゃんが笑顔で過ごせる社会にしていけたら、と強く感じました。
最後に
今回のライブ配信では、「授乳」や「ねんね」といった具体的なお悩みから、産後ケアという社会的なテーマまで、たくさんのお話を聞くことができました。
「一人じゃない」「周りを頼ってもいいんだ」というメッセージは、頑張りすぎているママ・パパの心にきっと響いたはずです。
詳しく知りたい方は是非live全編をごらんください。