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赤ちゃんがスワドルに包まれている写真
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【助産師が解説】モロー反射って何?おくるみで包んでいい?

赤ちゃんが大きな音などを聞いたときにびくっと手を広げる状態を見たことはありますか?

これはモロー反射と呼ばれる原始反射です。

原始反射とは生まれつき備わっている反射で、モロー反射もそのひとつです。

ここでは、モロー反射とは何か、またモロー反射が起きる赤ちゃんに対しておくるみを使って良いのか助産師が解説します。

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賀茂 綾乃

1990年生まれ、2児の母。新卒で国立大学病院に就職、総合周産期母子医療センターで助産師として約7年勤務。妊娠出産を経て、不妊治療クリニックや認可保育園勤務を経験後、現在は産婦人科クリニック、自治体乳幼児健診、#8000小児救急医療相談、医療ライティング業などパラレルワークを行う。出張専門助産院ぺりさぽの代表も務め、ベビーマッサージ教室など子育て支援の場も運営している。

 

そもそもモロー反射って?

モロー反射とは、赤ちゃんに生まれつき備わっている正常な反射です。

身体のバランスが突然変わったり、急に大きな音がしたりしたときに両手を大きく広げる運動のことを言います。

これは原始反射といい、その他にもいくつかある反射のうちのひとつです。


モロー反射が起こる時期

モロー反射は妊娠30週までにはあらわれはじめます。

そのため、臨月で生まれた赤ちゃんには全員にあり、その後成長と共に無くなります。

生後3ヶ月ごろから見られなくなり、生後6ヶ月までには完全に無くなります。

参考:「Moro Reflex/National Library of Medicin


モロー反射にはおくるみが効果的?

モロー反射は正常な反射であるため、反射が起きることは悪いことではありません。

しかし、敏感な赤ちゃんであると小さな音でもモロー反射が出現し睡眠を妨げる・よく泣くといった状態になることもあるでしょう。そこで効果的なものがおくるみです。

おくるみで包んであげることで、モロー反射でびっくりして起きてしまうことを抑えられます。

コクーンスワドルバッグも同様の効果が得られるため赤ちゃんをスヤスヤと眠りにつかせてくれるでしょう。

参考:「Swaddling: a systematic review/National Library of Medicin


モロー反射対策におすすめのアイテム

モロー反射対策におすすめなのがエルゴポーチのコクーンスワドルバッグです。

ちょっとした音や赤ちゃん自身のしゃっくりなどでモロー反射が起きてしまっても優しく包み反射を抑えてくれます。

おくるみは一般的に大きなタオルやガーゼケットなどで行いますが、慣れるまではジタバタと暴れる赤ちゃんを上手にくるむことができないママも多いはず。

そこで役に立つのがコクーンスワドルバッグです。

ジッパーを上げるだけでサッと簡単に赤ちゃんをくるむことができ、パパママも楽ちん。また上下にジッパーがついているので、おむつ替えの時もすべて脱がせる必要がありません。



おくるみやモロー反射に関するよくある質問

おくるみやモロー反射に関する質問についてまとめました。助産師が質問にお答えします。


おくるみは体に悪い?

おくるみを使うデメリットとしてよく言われるものは3つ挙げられます。

まず1つ目はモロー反射を抑えすぎてしまうこと。モロー反射は脳の発達を促すうえで必要な反射です。

そのため全く反射を出さないことを目標としてはいけません。

覚醒している時、機嫌よく遊んでいる時などはおくるみをやめる必要があります。

しかし、適正な睡眠がとれないこともまた、発達を妨げる原因となるため、良い睡眠を促すために使用しましょう。


2つ目は股関節の可動を制限してしまうこと

おくるみを使用するときに足が真っ直ぐになったままであったり、内またになった状態でくるんでしまうと股関節形成不全の発症リスクとなります。

コクーンスワドルバッグは、国際股関節異形成協会から「股関節に優しい」製品であるとの評価を得ており、ベル型ボトムと伸縮性のある素材のおかげで赤ちゃんの股関節の自然な動きを邪魔しないため安心です。

3つ目は乳幼児突然死症候群のリスクである体温上昇を引き起こしてしまうこと


赤ちゃんは体温調整が未熟でちょっとしたことで体温が上昇します。

しかし持続する体温上昇は乳幼児突然死症候群のリスクとなります。

おくるみを使用してスヤスヤと寝てくれていても実は体温上昇していた、という可能性もあるためおくるみを使用するときは注意が必要です。

コクーンスワドルバッグは季節に応じた生地の厚さが選べ、眠りについた後はチャックを開けるだけで開放することができます。

おくるみを使用するときは以上の注意点に気を付けましょう。


おくるみはいつまで使えますか?

おくるみはモロー反射が落ち着き、寝返りをするようになる生後5~6か月頃には卒業しましょう。

寝返りをするようになるためにはそれまでの練習も大切であるため、赤ちゃんが手足を使って遊んでいる時は手足を自由に動かせるようにしましょう。

おくるみだと徐々に大きくなる赤ちゃんをくるめなくなりますが、コクーンスワドルバッグであればステップアップして月齢に合わせた大きさを使用することができます。

またスナップボタンを外せば腕を出すこともできるため、手や腕を認識し始めた赤ちゃんにもおすすめです。


おくるみ以外のモロー反射によって起きるのを防ぐ方法はありますか?

モロー反射がよく起きる状況で多いのが、静かな空間の中でちょっとした生活音が急に響くことです。

フローリングがきしむ音やインターホンのチャイム、グラス同士が当たった音など、普段気にならない音も静かな状況だとモロー反射を誘発してしまうでしょう。

静かすぎる環境にしないためにはホワイトノイズがおすすめです。

エルゴポーチのホワイトノイズマシンを使えば赤ちゃんが眠りやすい音の環境を作れます。





まとめ

赤ちゃんの睡眠が妨げられているとママや家族の睡眠まで妨げられてしまいますよね。

スワドルをはじめとしたおくるみを上手に使い、モロー反射で睡眠が妨げられないようにしましょう。

新生児向けのスワドル選びで悩まれる方は、30秒で最適なアイテムが見つかる「アイテム診断」がおすすめです。

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